水野 真人(みずのまさと)

 1959年名古屋市出身。幼少時より遊びとして作曲を始め、その後、長らく独学の年月が続く。最初の作曲依頼を受けたのは12歳の時で、さる施設内(詳細不明)読書サークルの会歌を作ったことであった。名古屋音楽大学卒業後は様々な種類のコンサート用委嘱作品を作曲。中でも1980年代に相次いで作曲されたマンドリン合奏曲には、後年の作風との共通性が認められ、現在も各地の団体によって演奏されている。その後は、映画やドキュメンタリー、CMその他の映像音楽を担当するようになる(本名、非本名の両方にて)。また、ピアノ教師の経験があり、門下生のレッスンやコンサートのための音楽も作曲。それらの楽譜の多くがピティナ/ミュッセから発売されている。依頼による楽曲は、クラシックスタイル・ジャズからロック・ポップスまでジャンルは多様。こうした仕事上の作品に加え、自主的な作曲(管弦楽曲が多い)も継続。自主作品では古典音楽の骨格と主に20世紀後半以降の大衆的要素を合わせ持つ作風が目立つ。作曲の師は、小櫻秀爾、中田直宏、早川正昭の各氏。趣味は映画鑑賞、児童文学の創作など。


「別館」にも自己紹介の記事が掲載されています。よろしかったらご覧ください。(別館画面に表示される写真の下方にその記事があります)

https://mastin-bekkan.seesaa.net/article/470303694.html?1574644953


*Mastin(マスティン) は Masato Mizuno の省略形です。

*プロフィール写真撮影:粟津信也

 水野は、大人でも子供でも鑑賞できる音楽の創作を目指しています。あまり小さな子供では無理かも知れませんが、少なくとも中学生ぐらいなら大人と同席して楽しめる作品が良いと考えています。なにも多数派になる必要はありません。少数派でも構わないので、そのように希望しています。

 また、耳の不自由な人、目の不自由な人、異なった言語を使っている人が一緒に楽しめるであろう作品も創作しました。今、その具現化を模索しています。